人は、植物にエネルギーを与えるタイプと吸い取るタイプといるって聞いたことがある気がするけど、私は残念ながら後者のようで。よく、「何もしてないよ」という人たちが飄々とグリーンを育てる様子を見て、いいなぁと思うのだけど、私が同じ戦略で挑めばなぜだかどうしてしおれていくし、かと言って気を遣いすぎると根腐れ起こしたりして、何れにしても枯れてしまう。だからずっと、根を張るグリーンよりは、一時の美しさを楽しむ切り花で満足するようにしていたのだけど、今の部屋は日当たり抜群・風通し良好、こんな私でもさすがに行けるのではないかと思い、苦手意識を振り払っていよいよ植物の生育に再チャレンジしてみました。
まずはヤシの木タイプの簡単そうな観葉植物を、姉夫婦に誕生日プレゼントにおねだりし・・・。それを数ヶ月緑色に維持したことで得た自信を元に、いつかは半自給自足の生活がしたいという夢の第一歩として、鉢サイズのハーブ系菜園から始めてみることに。パセリ、イタリアンパセリ、ローズマリーと、横須賀の畑の先輩から譲っていただいた大葉やバジルに三ツ葉・・・。あとはペットボトルで育てるプチトマトも。一世たちはありがたく私の食卓を彩り、その後二世三世たちが毎日少しずつ大きくなっていく様は、見ていて本当に可愛いし、感動します。最近はちょっとした虫問題も発生しているのだけど、なんとか虫さんたちにはご遠慮いただいて、今度こそ、立派な趣味として育てていきたいと思っております・・・。
上の作品は、昨年11月の「BITS AND PIECES...」展で子どもたちが遊んでいった(ほぼ)残りだけで作ったもの。いびつな形や汚れが自分では作り出せない味わい。