おはようございます。
今、朝の6時。
昨晩1時近くに本を読み終わり(司馬遼太郎の『関ヶ原』←渋い笑)すぐさま布団に入るも、柔らかめの寝具が合わなくてゴロゴロ・・・。やっと1、2時間寝るもまだ暗いうちに目が覚めてしまい、仕方がないから人生初の早朝散歩なるものに行ってきました。
人々がご来光を拝みに行く元旦にだって起きたことのない人間だったので、恥ずかしながら今日初めて、地元で朝日の昇る方向を知りました。なんとなく富士山側からと思っていたら(写真で見たことあるのは日の入り?)、湖を挟んだ反対側なのね。確かにそっちが東かー。
でも流石にこのまま起き続けたら日中もたなそうなので、今眠気待ちにこれを書いてます(今日ちょっと遠くまでドライブして帰ってきてから夕方打ち合わせ!)。
昨晩本読み切らなければよかった!
でも司馬遼太郎の『関ヶ原』(上中下巻)、とーーーーっても面白かったです!だいぶ前に読んだ『龍馬がゆく』もまたとても面白かったので、難しそうだったけど、こちらも。私日本史知らなすぎてコンプレックスで。
司馬遼太郎さんは、(父曰く)ものすごい資料を読み込んで書くので、小説とはいえ歴史書として読んでもいいくらい正確なのだとか。時空を超えた現地リポーターかと思うくらい、主人公の石田三成や徳川家康の秘密裏な会話や、些細な表情や内情もリアルに描写されていて、登場人物に立体感がありまるで映像を見るかのよう。無名の人物の細やかなエピソードもふんだんに盛り込まれていて、随所にドラマあり、だから歴史はこう動いたのかと素直に読み進むことができます。集中力はいるけど、私みたいに日本史苦手な方、お勧めしますよ。
今年の正月に父の書棚から抜き出し、返すタイミングに合わせて読み終えたけど、次にチラつくのは同作者の『坂の上の雲』全6巻・・・。明治維新の話?3冊でこんなに時間がかかったのに・・・。でも拝借だけしてまた脳みそが軽くなったら読み始めようかな。
あとそんなつもりなかったけど、読んでると現代の戦争や勢力争いみたいなものにも通ずるところが山ほどあって、三成と家康と周辺の大名たちを拡大すると、アメリカとロシアと中国とアラブ諸国がなるほど・・・、みたいな読み方もできたりしました。
あぁ・・・早く眠気に襲われて効率良く寝たいです。
6:40